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11月最後の日曜日。外出の用事もなく1日家で過ごし、4時から郊外へジョギングに出る。
西原町幸地の高台に向かってゆっくり走っていると、石嶺団地の沿道に植えてあるカエンボクが長さ30−40cmの青い豆をぶら下げている。車なら通り過ぎるとこらだが、ジョギングしていると沿道の風景が目に止まる。
教会のある丘を下って坂道を上がる。道の斜面にはススキが生え、白い穂が風に揺れ晩秋の旅情を誘う。ススキの白い穂が西日を浴びて秋空に映る風景は日本絵のように美しい。少年のころに見た野山の光景が目に浮かぶ。
立ち止まって、腰に縛ったウエストバッグからレジタルカメラを取り出して風に揺れているススキの穂が静止する瞬間を待つ。小鳥が数羽飛んできてススキの穂先に止まって花をつつく。清らかな風景だ。
腰を屈めて静かにシャッターをおした。
短いジョギングだったが、自然の優しさ、清らかさ、美しさに触れて心が和む。脳の働きが甦るのを感じた。
(写真 ススキの白い穂と小鳥 西原町幸地の野道 11月30日)
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