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zoom RSS 湯川秀樹と松尾芭蕉

<<   作成日時 : 2016/06/20 09:45   >>

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理論物理学の最高峰をよじ登ぼられた湯川秀樹博士が俳句の聖人松尾芭蕉にひかれた、と昨日読んだ「読書と思索」に書いておられる。湯川博士が私に語りかけておられるようで、お話しが心にひびく。一心に書き写した。

こんな1文がある。
「そして多くの人が少年期に一度は経験するように、センチメンタルの甘さにひたっていたのである」
少年期のセンチメンタルの甘さ。私にもあった。

そして、続く。
「やがて、ここから芭蕉の俳文へいと移って行ったのも、自然の成りゆきであった。それは、少年期から青年期への脱皮の過程の一部であった」
少年期から青年期への脱皮。私も芭蕉の「月日は百代の過客にして、行かう年もまた旅人也」(奥の細道」を暗記した。

湯川博士の次の文章をお読みください。
「今にして思えば、そのころの私は、芭蕉をひそかに自己と同一視していたのである。一つのことを思いつめ、全知全霊をそれに集中しようとする。自然に対する感応が、心の中に電流を誘発する。それを17文字に凝縮して放電する。1句1区に新しい発見がなければならなかった。それは、自然の中から新しい法則を発見しようとする私の努力と心情的には極めて近いと思った」

自然の法則の発見に命をかける湯川博士の心に芭蕉の一句1句がこだましたのでしょう。1句の中に自然の発見が詰まっている。私の研究もそうありたいと。

「旅に病んで夢は枯れ野をかけめぐる」(芭蕉)。私の人生もそうなりたいと思う。
(長くなってしまった)

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