90歳から遊び

毎日が自宅と職場の往復だから社会を見る目も狭い。新聞の窓を通して世の中のことを見ている。

4月24日の沖縄タイムスの総合1面に、写真つきで「もち屋のおばあさん」の記事がのっている。もち屋の仕事場で白い帽子をかぶりエプロン姿でポーズをとっている。その後ろに仕事台があって扇風機が2つ立つ。ふくやか頬、笑顔のおばあさんだ。

那覇市山下町にある「べりーもち屋」のおかみさん。1955年にもち屋を始め、64年間働き続けた。名前は照屋とし子さん、94歳。照屋さんが今月30日でもち屋を閉じるという記事である。もち屋に行ったことはないが記事を読みながら名残惜しさを感じる。

もち屋を閉める理由を聞かれた照屋さんの答えは、「令和になったら思い切り遊びたいです」。94歳になるまでひたむきに働いてきたおばあさんの正直なお気持ちなのでしょう。「94歳から思い切り遊びたい」。粋な人生だ。年をとっても心は錦。そうなりたいね。

そんな話を妻にしたら、「あなたはいつ遊ぶの」と言う。90歳から遊べたらいいと、内心思った。



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