アイヌの文化に学ぶ

最近、アイヌの話がマスコミによく出る。9日の琉球新報に「アイヌの文化と伝統の振興が必要である」と記事があった。今日の論壇に「アイヌ民族支援法成立」と題した投稿が載っている。4月19日に国会で「アイヌ民族支援法」が成立したのが、火種になったのでしょう。

わたしは、10年ほど前、北海道の白老町(しらおい町)にある「アイヌ民族博物館」を訪れたことがある。ポロトコ湖畔にはアイヌの民家を再現したアイヌ村があって、アイヌの民族楽器や踊りを実演して観光客に紹介していた。

博物館内にあるアイヌの衣・食・住の展示を見た。厳冬の北海道の自然の地で生きるアイヌの生活の知恵にとても心を打たれた。衣は動物の毛皮、食は獣、魚と木の実、住は茅葺。狩猟や漁業の知恵と道具に感銘した。

文字がないのど、社会の秩序、人の生き方、暮らし方の教えや伝統はすべて、親から子へ、古老から若者への口承(言い伝え)で引き継がれる。その教えは「ユーカラ」といい、「ユーカラ」を暗唱できないと成人とは認められない。

アイヌの文化は、自然への崇拝と共生、災害・非常時への備え、社会生活の協同、古老への敬愛、親から子への生活術の伝承が軸となっている。私の結論は、法律や文字が無くても人間育成はできる。教育の原点は親から子への口承であり、社会が子を導く。学校任せの教育観、子どもをビジネス相手とする社会を改めるべきだと思う。教育の原点をアイヌの文化から学んでほしい。

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