“ジョートーやさ"

男性の県内最高齢者津波蒲戸(つはかまど)さんが15日に高齢者施設で亡くなられた(18日の新聞)。111歳。読谷村出身。老衰だった。


津波さんは、明治41年(1908年)の生まれで、明治、大正、昭和、平成の4時代を生き, 支那事変、日中戦争、太平洋戦争を経験され、戦後は軍作業で生計を立ててこられたという。「いつも笑顔を絶やさず、太陽みたいいに明るい人だった」と施設の職員が語る。


私は、津波さんのこの一言が印象に残る。元号が令和に変ったとき、職員がどう思いますかと、たずねたら、「ジョート―やさ」とお応えされたという(新聞)。大和口で言えば「よろしいじゃないですか」となるでしょうか。


「ジョート―やさ」という沖縄ことばは、正直なこころを素直に表す沖縄らしい褒めことばだと思う。話を聞く時も、相手の話しに相づちを打ち、「ジョート―やさ」と返す。ガーリング女子の“そうだねー”と気持ちが相通じるものがあるような気がする。


生命の限界まで生きて、生命が終る手前まで津波さんが発した言葉「ジョート―やさ」。恨み、辛み、不平不満ではなく、すべてを超越した肯定的なお言葉。私も「ジョート―やたん」と人生を終わりたいものだ。

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