俺は淋しいんだ

土曜日。1週間続いた寒さも曇り空も去り、明るい日差しが差し込む爽やかな朝だ。

朝いちばんの楽しみは朝食。トーストにバターとジャムをぬり、ゆで卵とコーヒ、バナナ。トーストをちぎって口に入れるとなんと美味しいことか。高級ホテルの朝食より味がある。幸せだな、と一人悦に入る。

のんびりしているとFMラジオから懐かしいメロレーが流れてくる。影を慕いて、旅の夜風、帰り船、古里の灯台。海辺のそよ風が身に触れるようだ。フランク永井の「俺は淋しいんだ」が流れる。静かに聞いた。

            「赤い灯 青い灯 ともる街角に 

               あの娘を捨てて 俺はゆく 

               さようなら さようなら 俺は淋しんだ

               あの娘と別れて ひとり旅へゆく」

愛(いとしい)しい人と別れてゆく。何とも言えない淋しさが忍び寄る。学生には卒業がある。働く人には定年や移動もある。永遠の別れもある。何事にもさよならと言うのは淋しい。でも、それが人生のさだめなのだ。ひとり旅へゆくしかない。じっとしているとそんな心情に誘われる。




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