母の日のプレゼント

昨日は母の日。息子たちが家内にプレゼントをくれた。長男が“50回目の母の日だよ”とハグしていた。ぼくは亡き母にプレゼンを渡した記憶がない。

母は20年前、87歳で亡くなった。戦前、戦後の貧乏家庭で子ども5人を育て、祖母、父の世話をした。畑を耕して芋、野菜をつくって食べ物を集め、家族の食事、豚の餌、マキ取り、炊事洗濯、畑仕事と働くことで生涯を終えた。僕は小学校時分から芋ほり、マキ取り、畑仕事をして母を手伝った。母を助けたかった。

そんなある日の夕方、井戸の前に泥で汚れた父がズボンと上着の作業着を置いてあった。意地を出した父に言った。

 “自分の服は自分で洗ってよ”と

父は目を怒らして言った。

 “洗濯は女の仕事”、“そばから言うな”

頑固な父だった。僕は腹がたったが何も言えなかった。愛情のない父。母がかわいそうだった。

少年のころの思いが心に沁み着いているのだろうか。台所の片付け、家の掃除、洗濯でも妻が外出中に片付ける癖がある。帰宅した妻が気持ちいいようにと。「三つ子の魂100までも」。ぼくの母の日のプレゼンなのかもしれない。





ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

この記事へのコメント