ロジャースワールドシリーズ制覇
今年のアメリカプロ野球の頂点を争うワールドシリーズ第6戦がテキサス州アーリントンにあるグローブライフフィールド(テキサスデンジャースの本拠地)で27日にあった。ナショナルリーグの覇者のロスアンゼルスロジャース(Los Angeles Dodgers)とアメリカンリーグの覇者タンパベイ(Tampa Bay)との決戦だった。
3-1でロジャースが勝ち対戦成績を4勝2敗(7回戦の内)とし優勝を決めた。ロジャースは32年ぶりのワールドシリーズ制覇を果たした。監督は48歳のデーブ・ロバーツ(Dave Roberts)、日系2世である。
母米子さんと米国人の夫の子として沖縄県那覇市で生まれた。1歳からアメリカで育ちプロ野球選手になり、1916年から名門ドジャースの監督に就任した。前任のラソーダ監督の下で野茂英雄が活躍し、ロバーツ監督の下では前田、石井、ガルピッシ投手が世話になった。母の英子さんが、ガレーとかうどん、おにぎりを差し入れしてサポートした。ロバーツ監督ご自身も沖縄に帰郷し少年野球教室を開いたこともある。
30ある大リーグチームの最強チームを指揮し全米1に輝いた。カリフォルニア州の日系人だけでなく全米の日系人が誇りに思ったに違いない。日系アメリカ人の気持ちを思うと嬉しい。
この記事へのコメント