ラソーダ監督と野茂英雄

トミ・ラソーダさんは米大リーグロスアンゼルスロジャースの元監督。野茂英雄さんが入団したときの監督でした。7日、97歳で亡くなられました。

1995年、野茂さんが当時の近鉄を退団してロジャースに入団したのは26歳のとき、ラソーダさんは67歳でした。ラソーダさんは「日本は私に息子をくれた」と喜びました。

野茂は入団1年目に、先発投手に起用され、132敗、3完封、236コの3振を奪い、ナショナルリーグの新人王、オールスターゲームの先発投手に選ばれました。トネード投法から投げ込む速球で大リーガーの強打者を三振に打ち取る。5万人の観衆が熱狂しました。日系のファンは「野茂・野茂」と涙を流して声援を送りました。私も、ノーヒットノーランを達成した時、東京のホテルでスポーツに見入りました。

どの試合だったか記憶は確かではありませんが、野茂が9回、1アウト満塁の大ピンチを迎えたとき、ラソード監督がマウンドへ向かって歩みました。投手交代と思ってスタンドからブーイングが飛び交った。監督は野茂の肩を抱いてささやきました。

「野茂、これは君のチャンスだよ。このピンチを切り抜けたら君は大投手の仲間入りだ」「ひくく、ひくく」と日本語で励ましました。野茂は2者連続3振で打ち取り勝ち投手になりました。

ロソーダ監督は野茂を「ヒーデオ・ヒーデオ」と呼び「My san」と言っていました。

野茂の活躍を後押したラソーダ監督の国を超えた男の愛情と信頼の情は今も忘れません。「感謝しても感謝しきれない」と哀悼の気持ちを野茂は述べています。ご冥福を祈ります。

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