今日は復帰の日
5月15日。1972年5月15日にアメリカの施政権から解放されて沖縄が日本に復帰した日である。あれから49年が経った。当時35歳、結婚して子供が1人いたがもう84歳になった。世の中も私も変わった。
1972年5月15日を境にして何が変わったか。
- お金がドルから円へ
- 車が左ハンドルから右ハンドルへ
- 車の進行方向が右側から左側通行へ
- 琉球政府から沖縄県庁へ
- 琉球政府行政主席から沖縄県知事へ
- 立法院(立法院議員)が県議会(県会議員)へ
- 星条旗から日の丸へ
- 民政府(琉球列島米国民政府)の廃止
- 国籍が琉球人(Ryukyuan)から日本人(Japanese)へ
- 本土―沖縄の行き来の検疫・パスポート廃止
- 米人専用バス停・Aサインバー(米人専用バー)が消えた
復帰しても基地が残り、何も変わらないと言う人もいるが、私は大きく変わったと思う。根本的に変わったことは、〇異民族支配から解放された、〇基本的人権を獲得した、〇日本国憲法の保護下に入ったこと。5月15日は沖縄解放の日だと思っている。過去の苦難に目を向けるより未来に向かって沖縄の将来を考えたい。
この記事へのコメント
復帰を境にして沖縄も変わった。僕の人生も変わった。失業、転職、英語職場から日本語職場へ、海中のイルカが水族館で芸を仕込まれるように苦労した。転職を繰り返しなが生まれ変わり成長した。