犬も歩けば棒に当たる

昨日の夕方5時半ごろ、家から出て石嶺駅を過ぎ石嶺団地に伸びる坂を老いた女性が、買い物袋を肩かけ、重そうに歩いていた。追い越す際に、「うむさいびーみ」(重いですか)とうちなーぐちで声をかけた。

「大丈だよ」と標準語で答える。

“がんじゅう やみせーっさ”

「どこも いたくない」

“とぅせ 80歳あまいびーんな”(80歳超しますか)

「戦争の時、小学に上がって1週間もすると学校は兵隊にとられたよ」という。

年齢が分かった。

“昭和12年のうまり(生まれ)やいびーらーや”

「そうです。84歳」

“あんせーわんにん ゆんとし(同じ年)やいーびん”

同じ年同士と知って、歩きながら話がはずんだ。

「真和志の生まれだが、戦争が激しくなり北部に避難した。地域の人たちは軍隊について南部に避難するか、反対方向の北部ににげるか、と2つに分かれた。南部に向かった人たちは全滅した。7歳の時だったが、歩いて国頭の喜如嘉に避難したよ。家族無事だった。所々で学校に泊まった。歩きながら空を飛ぶ飛行機を数えていたら大人にしられた」

戦争当時の話を聞いた。

他に、情報収集のためうちなーぐちの話を話題した。話が長くなるので割愛します。

わずか10分ほどの見知らぬ方との会話だったが、本やネット上では得られない貴重な情報を得た。「犬も歩けば棒に当たる」(出歩けば思わぬ幸運に出会える)を実感した。


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