魂を育てる

元広島東洋カープ監督古葉竹識(たけし)さんが12日に亡くなった。85歳。古葉さん最も印象に残る監督である。広島カープがリーグ初優勝した日の光景は今でも鮮烈に覚えている。

19751015日、広島対巨人のリーグ優勝をかけた試合。場所は後楽園球場。輝く夕日が球場に差していた。4-0でカーブが巨人を下した。私は久米島に出張中の事務所でテレビを見ていた。巨人の柴田が打ったボールがレフトに上がり水谷のグルーブに収まった瞬間、カープのリーグ優勝が決まった。山本浩二、衣笠幸雄、道原、緒方、大下らの大男が男泣きしていた。広島市民は歓喜に舞った。僕も感動した。

当時は王、長嶋がいる巨人の黄金時代。広島は弱小球団、お荷物球団、万年Bクラス。ファンからも見下されていた。この弱小球団が巨人を倒したのだ。毎日新聞は「天と地がひっくり返った」と驚きを伝えた。

金もない、スター選手もいない。弱小球団をどうしてリーグ優勝に導いたか。古葉監督は選手を育てた。3つのCを選手に植え付けた。①Challenge, Courage、③Consistency(諦めない・粘る)。3Cをモットに選手の「粘って勝つ」魂を育てた。監督の厳しさと愛情がそれを可能した。

現在、子どもの教育とか貧困か、盛んに話題になっているが、どうしたら弱者が強くなれるか。どうしたら貧困から抜け出るか。その答えを古葉監督が実証実験で示していると思う。教育は魂を育てることだ。



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント