山小屋の住人

照屋さん.jpg

八重岳の桜を見に行く途中、寄り道した。名護市から58号線を北に走ると左は羽地内海、その先に源河集落がる。源河を起点として県道14号線が山間を縦断して東村有銘につながる。道路は小高い峰を上下する山岳道路で通称源河有銘線と呼ばれている。区間が8.5㎞。

源河有銘線の中間の上り坂を下ると、道端に一人の農夫風の男が立って「ここ・ここ」と右手を上げて合図したので車を停めた。同乗している女性の知り合いだった。男はピックアップを運転して山の坂道を上って行くので後ににつく。山道を10分ほど行くと1軒のトタン葺きの家屋があった。男の山小屋である。

中に案内された。広い間取りだ。応接間、道場、台所、畳の間、ゲスト用の部屋がある。大型テレビ2台、大型の冷蔵庫があり、道場には筋トレ器具、大型鏡が二面の壁に固定され、壁には空手の型や演武する写真が飾られている。

男の人の名はTさん。81歳。空手で鍛えた身体は青年のように若々しい。那覇市首里に住宅はあるが、週に4日はこの山小屋で暮らしていという。近くに土地を借りて、ラッキョウ、ニンニク、ショウガ、馬鈴薯、タマネギを栽培している。畑に案内し、ご自分でショウガ、タマネギ、馬鈴薯を掘り出しお土産にいただいた。

〇さんは元建設会社の社長だった。長男に経営を譲り、今は自由の身だと笑っていた(奥さんは亡くなれた)。日々何をしていますか、と訊くと、①空手、農業、ゴルフだね、と。たまには、知人を呼んでここで飲み会をしているよ、と。

〇は、81歳にして体力、金力、時間、気力に満ちている。それをフルに生かして楽しく老後の生活をしている様子がうかがえる。感心した。た。

並みの高齢者には高嶺の花かもしれないが、与えれた条件の下で老後を楽しく過ごしてほしい。その権利は平等にある。大事なのは夢と気力だ。

(写真)〇さん。1月28日。81歳の体型を見てほしい。


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