思い出の唄で若返る(投稿)

今朝、沖縄タイムスの「主張」に下記の拙文を投稿した。採用されるか否かはわからないが、不採用になってもともと。短くても一つの作品に仕上げるのは難しい。ご一読下さい。

「某日の朝、コーヒー飲みながらトースを食べていると、FMラジオから「湯の町エレジー」の曲が流れた。春日八郎が歌うギター曲を聴くとありし日の青春の野辺が蘇る。

初恋の彼女を慕って古びた温泉街をとぼとぼと歩くギター弾き。「湯の町エレジー」の歌詞の第1節は:

 「伊豆の山々 月淡く

  灯りにむせぶ、湯の煙

  ああ 初恋の

  君を尋ねて 今宵また

  ギターつまびく 旅の鳥」

やっと居場所を探しあてたのに彼女はすでに出湯の街の人の妻。語れぬ思いをギターの流し唄に託して街を後にする。ギターの音色に男の初恋の切なさが胸に響く。

理想の女性にいちずに憧れ恋心を抱く青春時代。たとえ実らぬ恋に終わっても思い出はいつまでも心に残り、萎びる老心を青春の彼方へと誘う。コロナで寂しく過ごすご高輩の諸氏には、ご自分の思い出の曲を口ずさんでみてはいかがですか。きっと青春の日の夢が蘇る。身も心も若返ること請け合いです」

379字)

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