高校野球―尾藤公監督(びとうこう)

甲子園でみた高校野球監督の中で記憶に残る監督が二人いる。徳島池田高校の蔦文也(つたふみや)と和歌山簑島(みのしま)高校の尾藤公(おどうただし)である。蔦は40年間池田高校野球部監督、「さわやかいれぶん」「攻めだるま」の異名を持つ名物監督。ここでは、尾藤監督のことを書きたい。

一番印象の残っているのは尾藤監督の笑顔である。1979年、第61回夏の甲子園で、星稜高校と延長18回を戦った試合を見た。11で延長戦になり、18回の熱闘の末4-3で簑島が勝った。簑島は優勝し春夏連覇を達成した。

緊迫した試合の中で、尾藤監督は穏やかな表情でベンチに戻る選手を微笑んで迎えていた。メンチの中でも白い歯を見せ笑顔を絶やさなかった。引き締まった顔に笑みが浮かぶ。この世で一番美しい男の顔に見えた。緊迫した雰囲気の中でのあの笑顔は今でも忘れられない。

エラーした選手が小さくなってベンチに帰ると「おまえのエラーは覚悟している。あと三つぐらい織りこみや」と言ったというエピソードもある。きっとベンチのなかが和んだでしょうね。練習中な厳しくしても試合中は笑顔で選手たちに接した。「尾藤スマイル」も69歳で去った。42年前の思いである。

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この記事へのコメント

中山貴子
2022年08月08日 06:16
仲尾次様
おはようごうざいます。
箕島の尾藤監督ですね。
あぁ何か高校野球観戦に明け暮れた夏休みが懐かしいです。
当時の箕島は、ジュニアベースボール世界大会で優勝したナインがたくさんいたと聞きます。私の弟の情報ですが。
日焼けされた顔に白い歯が印象的です。
ミスは折り込み済みとは、失敗を恐れず前を向けと。ひたすら前に進むのみ、ですか。

今日は興南の試合ですね。母に仲尾次様のメッセージを伝えましたが、先ずブログを理解していないので会話が噛み合わず、わかったのか不明です。ごめんなさい。
興南高校、頑張れ。
私は仕事を頑張ります!