遅咲きの偉人伝
昨日は朝から6時まで部屋の本の整理に集中した。本棚の本を残すもの、捨てるもの、中古書販売に出すの3つに分けて整理した。残したい本を5つの種類に分けて本棚に収めた。①教養・エッセー、②人生・生き方、③文章の書き方・プレゼンテーション、④健康・体力づくり。⑤記録・資料
本を手にすると自然に立ち読みする。一度読んだ本だが、読み直してみる宝物が詰まっているのを発見する。前に読んだ時より内容が新鮮で輝いている。手放せないので読み返している。
その一冊が「遅咲き偉人伝」・人生後半に輝いた日本人。松本清張は40歳で小説を書き始め、勉強しながら書き、書きながら勉強し、82歳で没するまで書き続け、膨大な作品を発表した。遅咲の偉人である。
「歳をとって、よく人間が枯れるなどといい、それが尊いように言われるが、私はそういう道はとらない。それは間違っていると思う。あくまでも貪欲にして自由に、この世をむさぼっていきたい。仕事する以外に私の枯れようなんてないんだな」(本より引用)。
この歳まで平凡に生きてきた。これからでも花を咲かせるかな、と思いながら読んでいる。森繁久彌、与謝野晶子、牧野富太郎、徳富蘇峰、他の伝記と続く。
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